国家試験ガイドラインに対応したカリキュラムのもと、充実した国家試験対策を実施。全員受験・全員合格をめざし、1年次から通常の授業の中で少しずつ過去の国家試験問題に挑戦します。以後、定期的に模擬試験を実施するなど、4年次に本格化する試験対策の勉強に備えます。4年次には、週1回の対策をベースに、実践的な対策を試験直前まで行います。
3年次から全員が研究室に所属し、少人数のグループで卒業研究に取り組みます。研究課題に挑戦することで、課題解決能力を養成。さらに、「臨床福祉」「食品産業」「食育指導」に関する分野の学びを用意。各自がそれぞれのキャリア目標に応じて選択します。
管理栄養士や医師、薬剤師の資格を持つ教員が、幅広い分野を指導。また学内に高度な研究設備を有し、理論の学びとともに豊富な実験・実習を用意。臨地実習での経験を確実に身につけるため、実習前後のマンツーマン指導など、きめ細かなサポートを行っています。
社会連携センターが開講するキャリアアップ講座の「管理栄養士国家試験対策」では、試験の傾向や最新データの紹介をはじめ、重要ポイント・頻出事項を整理して確かな理解と得点アップを応援します。
仲間と協力してひとつの課題に取り組むグループワークを通し、コミュニケーション能力が高まりました。3年次から始まる学外実習では、実務の中で多くのことを体験。私の場合は、病院実習において嚥下障害に対する食事は、個々の症状に応じて複数の段階に分かれていることを知りました。ほかにも、企業とコラボしたお弁当の開発プロジェクトに参加。ターゲットのニーズや価格を考慮した調理方法を提案し、さまざまな条件を踏まえたレシピ作りの楽しさを体感することができました。社会との結びつきを生かした学びが多いのは、椙山ならではの特徴だと思います。