応用栄養学の新しい教科書を編集・執筆しました。
アイ・ケイ・コーポレーション 「応用栄養学」
伏木亨 監修、山崎英恵 編著
鹿児島純心女子大学の松元圭太郎先生と、石原で運動と栄養に関する部分を執筆させて頂きました。
この教科書は、管理栄養士の国家試験出題範囲を意識して作成していますが、本文以外のPOINTやコラムにも思いが詰まっています。
伏木亨先生の序文と、松元先生のコラムと、石原のコラムを紹介します。
「監修にあたって」より
栄養学は人間のあるべき成長や維持を支援する学問であり、理想的なモデルを示す義務があった。しかし、人間が動物として生きてきた環境は、現代の文明によって根底から覆されようとしている。家電製品の高度化やIT社会においては、人間の身体機能に負担が激減する部分と逆に負担が増す部分も生じる。伝統的な人間の栄養モデルからはギャップがますます大きくなるであろう。その中には、例えば異常とも言える痩身が職業や自己実現の重要な要素である場合や、身を削ってまでトレーニングすることで初めて獲得できる身体機能、授乳や育児に十分な時間を割けない職業環境など、根深いジレンマも存在する。
本来あるべき身体の成長と自己実現に向けた人間の価値観は、一致するとは限らない。個人の価値観を優先する傾向の強い現代社会においては、応用栄養学が担っている問題はまさに現代社会の縮図であり、この複雑に膨張する社会を生きる現代人をどのように支援するかを学ぶやさしさの栄養学といえる。
(伏木亨)
生化学・基礎栄養学の新しい教科書を編集・執筆しました。
企画から関わって力を入れてきた作品です。
本文の表現を国家試験の表現に可能な限り近づけたので、
模試の時など、「あっ! この表現見たことある」ということが増えると思います。
管理栄養士国家試験に出題された部分は、赤線を引いて、出題番号を入れてあります。
過去に何回出題されたかも、一目瞭然です(クリックで別ウインドウが開きます)。
栄養学の歴史も、よく出題される人は、一目瞭然です。(クリックで別ウインドウが開きます)。
生化学・基礎栄養学が苦手な人は、「カタカナ語がどうも・・・」という人が多いので、
頻出化学用語一覧をつけました。(クリックで別ウインドウが開きます)。
模試を解いて、知らない単語が出ても、あとで調べやすいように、
索引は詳しく作っています。(クリックで別ウインドウが開きます)。
表紙です。表紙は、シリーズ共通なので、地味です。
見かけたら、手に取ってくださいね。
石原
学生2名が、フルマラソンを完走しました!
一緒に出るつもりで練習していたのですが、
子供の行事と妻の出張が重なり。。。断念
悪天候の中、揖斐川沿いに42キロを走って、、、、素晴らしい!!
どこへ出しても大丈夫な二人です^^
石原
管理栄養学科と生活環境デザイン学科の学生が地元企業と“愛知食材の健康お弁当コンテスト”を開催しました。
石原研でも、学生さんが中心になって、企画段階から頑張って来ました。
http://www.sugiyama-u.ac.jp/sougou/news/2012/11/post-139.html
残念ながら、入選止まりで、優勝はできませんでしたが、ご来場下さった、沢山の方から、
温かい言葉を頂きました。本当に良い体験をさせて頂きました。
優勝チームのお弁当は、さらに改良を重ね、11月28日(水)~12月11日(火)まで松坂屋名古屋店B1ミート&デリ「スギモト」で販売される予定です。
ありがとうございました。また参加してくれた学生の皆さんもお疲れ様でした。
石原